アメリカ留学
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入学願書提出時に必要な書類

アメリカの大学院に入学する際に2〜3通の推薦状が要求される。推薦状を誰に書いてもらうかを考えるときに地位、知名度は考えずに、心のこもった推薦状が書いてもらえそうな人、つまりあなたのことを真剣に考えてくれる人に頼むと良いだろう。大学によって違うと思うが、基本的に推薦状、成績証明書などの書類は入学希望者を通してではなく、推薦状を書いた人、成績証明証書を発行した学校などから直接希望の大学に送ることになると思うが、大きい大学はそのキャンパス上で書類が速やかに郵送されない場合があるので、少し早めに送ってもらうと良いかもしれない。

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入学願書提出時に必要なテスト

まずはおなじみのTOEFL。当然だが、点数が高ければ高いほど良い。各学校が決めている点数は、最低点数なので、その点数をやっと超えたからといって安心せずにそのまま勉強を続けてもらいたい。

大学院に入学希望でGRE(GREについては後で詳しく述べる)の提出も要求されているときは、TOEFLを特にがんばっていただきたい。GREの最初のセクションはverbal(国語、で当然この国では英語)で、TOEFLとは比べものにならないほど遙かに難しい。自分の場合、verbalの点数が低いと指摘され、後から「自分は留学生だからverbalの点数よりもTOEFLの点数を見てもらいたい」と、メールを出したことを覚えている。TOEFLの点数が要求された点数を遙かに上回っていたから言えたことだ。

そのGREについてもう少し詳しく述べたい。自分はアメリカの大学卒業間近にGREを受けたのだが、それでもverbalは難しかった。このverbalは、大卒アメリカ人の英語力をテストするためのものだから、英語を母国語としない人の英語力をテストするTOEFLより遙かに難しいのも、当然だ。しかし次のセクションのquantitative(数学、とうか算数?)は簡単だ。このときほど、日本の数学がアメリカのそれよりも進んでいるということに感謝をしたことはない。もし日本の数学のレベルがアメリカのそれと変わりがなかったら、低いverbalの点数をカバーするセクションがなくなり、合計点数が低いままで終わり、今頃ここでこうして勉強できていなかっただろう。最後のセクションはanalytical(分析)。問題そのものは大したことがないのだが、よく考える必要があり、頭が疲れた。どれだけ長い間、集中できるかをテストされているように感じた。いずれにせよ、もう一生このテストを受ける必要がないと思うと、うれしい。

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なぜアイオワ大学か

なぜ留学先をアイオワ大学に決めたかというと、自分が入るプログラムの評判がいいというのもあったが、それよりも金銭的援助があるということが、入学が決まった時点でわかっていたからだ。イリノイの大学は私費で留学したので、大学院に入学する頃には、金銭的に厳しかった。三校に願書を出して、三校とも入学許可が来たのだが、入学前に金銭的援助が受けられるということがはっきりとわかっていたのは、アイオワ大学だけだった。

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大学院での勉強

大学で鍛えられたおかげで、大学院は一学期目から順調に進んだ。かなりの勉強量だったが、念願の大学院だ。その膨大な勉強量にも関わらず、自分にとっては大学院での勉強は大学よりも楽だ。この「楽」はもちろん勉強が楽というより、精神的に楽なのだ。今は大学にいたころとは違い、自分が好きなこと、興味のあることが勉強できるからだ。それに大学にいたときは大学院にいけるかどうかというのが不安であったのに対し、今は長い留学経験から自分に対する自信がつき、恐ろしく苦労することは間違いないが、絶対に博士号は取れると信じているから、不安などもない。

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英語上達法

大学に留学するくらいの年齢になっていると、いくら英語圏で朝から晩まで英語と接していても、勉強もせずに自然と英語が上達すると言うことはないだろう。また読む、聞く、書く、話すのそれぞれの能力は、独立しているように思えるので、この四つのうち、一つを上達させれば、自然と他も上達するということはないと思う(ある程度は関係しているのだろうが)。TOEFLで良い点数を取るために、文法を勉強しているときでも、しゃべる時にあまり文法を気にしすぎるとしゃべれなくなるので、文法よりもむしろ少しでも正しい音を出すように気を使った方がいい。多少、文法が間違っていても通じるものだ。読む、書く、聞くに関しては、大学にいれば授業、宿題などで鍛えられるが、話す練習は、自分で積極的に話さないとなかなか練習する機会がないかもしれない。

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金はどうするか?

大学には私立と州立とあるが、留学生は州外の生徒なので、州立の大学に通ってもその州の生徒の2〜3倍の学費を払うことになる。これはその州に住む人は、州に税金を払い、その税金の一部が大学に割り当てられるので、当然といえば、当然だ。結果として、留学生にとっては、学費に関して言えば、州立も私立も大して変わらないことがある。大学にいたときは、奨学金も見つからず、すべて自費で卒業した。年間の学費は100万円以上で、生活費なども含めると年間200万円は余裕でかかる。日本でためた貯金がものすごい勢いで減っていき、卒業するころにはかなり厳しかった。

一方、大学院では、graduate assistantとして働かせてもらえ、このおかげで生活費、学費などが払え、全く貯えがなくても生活、勉強できている。

この給料は、新学期が始まる前に「来学期は月々いくらあげれます」という具合に学期ごとに額が上下するが、最低でも25%(700ドル代、七万円前後)、最高で50%(1400ドル代、14万円前後)の範囲であろう(うちの大学の場合)。

いくら月々、給料がもらえるとはいえ、この額では留学生が払う州外の学費を払いながら、生活するのは、貯金がなと不可能だ。しかしアイオワ大学の場合、researchまたはteaching assistantとして働くと、州外あるいは海外出身の留学生でさえも、アイオワ州出身の生徒が払う安い授業料でいいということになっているからである。ここでいう「生活できる」というのは、当然学生らしい貧乏生活を指す。ちなみにうちの大学の、その安いほうの学費は、年間60〜70万円。

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住まいについて

大学時代はずっと寮に住んでいた。大学の寮は基本的に二人、一部屋で、ルームメート、または隣の住人によって、全く環境が異なる。中には怪しい人たち、うるさい人たち(音楽、パーティーなどで)が集まっているところもあるので、気を付けよう。大学の寮に住むと、自動的に大学の食堂で食事することになり(学期の初めに、部屋代と共に食費も払わされる)、食費を削って倹約に過ごすとか、アメリカの食事が飽きたからといって外食したり、買ってきて食べる等が出来ない(やれば出来るが、大学の食堂で食べなくても、払ったお金は返ってこないので、無駄金になる)ので、あきらめて二年間、大学の食事を食べ続け、かなり飽きた。

大学院に進学してからはずっとアパートで、大学の寮よりはずっと快適に過ごしている。部屋も一人だし、食事も自由だし。

寮、アパート、どちらの場合にも言えることだが、早めに探すのが一番。当然、良いところから先に取られて行くので、良くないところが残っていく。初めて寮に入る場合は、日本にいるときに所定のフォームを記入、郵送すれば(今ではオンラインで可能だろう)、大学が部屋を割り当ててくれるだろうが、アパートの場合は、自分でインターネット、新聞などを見て、電話をかけて、実際に見に行って、と言うことを繰り返すので、かなり時間とエネルギーを要する。

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良い成績を残すには

大ざっぱに言って、アメリカの方が努力が反映され、日本の方が"一発勝負"的なところがあるように思える。例えば最終的な最高点数を100としたとき、学期中行われる三つのテストが各25点で、計75点、残りの25点は宿題といった具合に、テストが多少出来なくても、提出締め切りの日にちに間に合いさえすれば、いくらでも自分で時間をかけて出来る宿題でいい点を取れば、悪いテストの点数をある程度カバーできる。